図書と珈琲 眺花亭

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<<   作成日時 : 2017/04/01 10:01   >>

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 三木のり平営業部長の口癖「パァーッといきましょう、パァーッと」をきっかけに、芸者を呼んでの料亭宴会シーンになだれ込む。そう、ご存じ東宝のドル箱映画『社長シリーズ』。小唄の一節を口ずさむ遊びなれた社長は森繁久彌、のり平とのかくし芸大会は毎回楽しみだった。
 小学生の頃、隅田川を渡れば葭町、柳橋と黒板塀の粋な世界がまだそこにありました。日本テレビの寄席中継で、「東宝名人会」に出ている柳家三亀松の都々逸を聴いたのは中学生の頃。訳わからずとも艶っぽさに惹かれた。「花街」にはずっと憧れていたが、料亭でのお座敷遊びの経験は一度もありません。せめて「紙」の世界でオツな雰囲気を味わいたい。
 雑誌『花柳界 創刊号』(1955年、住吉書店)を古書展で見つけて驚いた。こんな好みの雑誌が出ていたんだ。「東京花街特集」とあり、グラビアトップは花柳章太郎から贈られた帯を締め、自宅の庭でたたずむ新橋の染福姐さん。葭町の二郎さんが撮影されたのは、隅田川そばにあった中州の料亭「三田」。なんと窓の外には清洲橋が写っている。他にも九段、芝浦、白山、大塚、王子などの芸者さんが登場。あそこにも花街があったとは。銀座コロンバンや京橋千疋屋の旦那が出席する、座談会「今の芸者・昔の芸者」など読み物も楽しいです。
 『京の舞妓』(1954年、都出版社)は書籍ではなく、英語の説明が付いている土産用の写真集。お座敷での舞姿など、可愛らしい舞妓はんたちが写っています。写真の横には、たぶん初めて手に入れた方が鉛筆で書いたのでしょう、舞妓たちの名前が。「祇をん 二三丸」とサインらしきものも書かれているので、祇園のお茶屋にでも上がって芸妓にたずねたのですかね。なんか野暮だけど、ウラヤマシイ。
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サクラサク。東京は早々と3月21日に開花宣言が出たので、例年だともう満開になる頃ですが冷たい雨に降られて2、3分咲きの所が多いです。清澄庭園入り口近くの本誓寺の桜は満開で、ライトアップされ夜桜がキレイ。品種とか日当たりのかげんかな。 ...続きを見る
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2017/04/01 16:10

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